ドッグフードの正しい選び方探し方

かつての犬の飼育では、餌は人が食べたものの残り物というのが普通でした。しかしコンパニオンアニマルという考え方が定着し、犬を室内で飼育する傾向が強まり、同時にその要請からしつけが行なわれるようになりました。家族として迎え入れられた犬は、健康状態にも注意が払われ、その結果餌も一定の基準を持って選択されるようになって来ています。ただし良いものは良い、としても経済性や保存性を無視する訳には生きません。餌の選択はなかなか難しいものです。餌を客観的に正しく選択する、という方法は必ずしも全ての犬・家庭にある訳ではなさそうです。それでは様々な制約がある中で、正しい餌の選び方というものは、どのように行なわれるべきなのでしょうか。経済性・保存性、そして犬の健康にあう餌をどのように選ぶべきでしょうか。

経済性・保存性を兼ね備えたドッグフード

品質が安定し、経済性や保存性が優れた餌ということになるとやはりドライフードと呼ばれるドッグフードを選択することになりそうです。とはいえ各メーカーは多種多様な商品造りをして、どれも美しいパッケージに装って販売しています。その中でどのような商品を選ぶのがよいのでしょうか。一番確実なのは、犬を家に迎える際、その直前まで食べていたエサを選ぶことです。その意味ではブリーダーに聞くのが最良でしょう。間にペットショップが介在している場合はショップの都合が加味され、必ずしも最良の選択とはならないかも知れません。そのためブリーダーが、子犬を選別して繁殖に適合する成犬にまで育て上げ、飼育管理するのに最良であると考えている餌を与えるのが一番良いのです。経験的な知見が織り込まれていますので、それが一番でしょう。

犬の体調や年齢に応じて餌を変える場合はどうするか

まず飼育の初期は、ブリーダーに教えてもらったドッグフードの銘柄を、決められた分量で犬に与えます。そして体重の増加に応じて増量させていきます。しかしその犬が終生同じエサを食べていって良いかどうか話は別です。病気や怪我で体調が変化したとき、年齢に伴って必要とする栄養素が変化して来た場合などです。こうした場合、よいアドバイスは獣医によってなされます。信頼のおける獣医と常にコンタクトがとれるようにしておき、犬の体調に合わせてお勧めの餌を教えてもらうのが良いでしょう。フードメーカーは第一に獣医師に新製品の情報提供をし、獣医師も健康によい物を選択する立場にありますので、そのアドバイスは安心確実です。ただし注意が必要なのは、商品が海外メーカーのものであった場合です。同一の餌ながら小容量と大容量とでは製造や流通の経路が異なる場合があります。大容量品の場合は流通の過程で酸化してしまうことがあり、餌が劣化しますから、必ず製造年月日を確かめて小容量品を購入することを心掛けなければなりません。